歯周病
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当院は、歯周病の安定期治療を「保険診療」で行えます
2017年7月、当院は、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」 の認定を厚生労働省より受けました。「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」は、口腔機能の維持・改善により国民の健康寿命を延ばし、QOL(生活の質)の改善を図る目標に向けて、国が新設した認定制度です。滅菌消毒・感染予防などに対する安全安心の設備が整い、虫歯や歯周病を防ぎ、歯を失わないための予防に積極的に取り組むができる専門的な歯科医院のことです。
この認定を受けた歯科医院では、症状などによって、歯周病の安定期治療を保険診療で行うことが可能になります。これまでと治療の進め方や窓口負担金が変わることがありますので、ご承知ください。今後も、より充実した予防歯科、歯周病治療に取り組んで参ります。
あなたも歯周病かも!?日本人のおよそ80%の方が歯周病です!
歯周病自体には痛みはないので、歯周病に気づかない人も多いようです。しかしおよそ80%もの人たちの歯茎は、歯周病菌によるダメージを受けているという報告がされています。
歯周病には痛みはないのですが、そのまま悪化すれば歯を支えていた歯槽骨が溶けていきます。そのため現在は、抜歯原因のトップを占めていいます。(抜歯の原因は、歯周病が1位 なのです、虫歯ではありません)この歯周病の防止や治療が、健康な歯を維持していくための最善策です。
定期検診受診をしている方と、それ以外の方たちとの生涯治療費の差の真実!
上記にある画像は定期的に健診を行っている方と、そうでない方たちとの生涯治療費の差になります。定期検診を毎回きちんと受診している方は、たとえ高齢になっても健康な歯を維持できます。しかし健診を受けていない方たちは、早い段階で歯がなくなります。そのため、入れ歯やインプラントなどの施術料金が増え、生涯治療費が増加していきます。定期検診はとても大切なのです。
位相差顕微鏡を用いた歯周病リスク検査を実施しております
歯科オペラデンタル浜松では、口腔内の細菌を確認できる位相差顕微鏡を用いた歯周病リスク検査を実施しております。
口腔内に蓄積したプラーク(歯垢)を採取し、位相差顕微鏡で観察することによって、歯周病の原因となる細菌の量や種類を確認することができます。
患者さま一人ひとり口腔内の状態は異なるため、細菌の状態を把握することにより、適切な予防や治療が可能となります。
歯周病治療方法
スケーリング(軽度の歯周病治療)
軽度の歯周病(歯周炎、歯肉炎)は、歯茎が炎症したり、歯を磨く時に出血したりすることがあります。歯茎の溝が浅かったり、歯石が見えたりする部分は、スケーリングで歯石除去を行います。
歯科オペラデンタル浜松のスケーリングは、予防処置の専門家である歯科衛生士が、超音波スケーラーとハンドスケーラーを用途により使い分けて丁寧に治療を行います。
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超音波スケーラー
超音波スケーラーというのは、超音波の力を利用した専用器具です。歯に付着した歯垢や歯石を、短時間で落とすことができます。しかし全ての歯垢や歯石を除去できなないこともあります。
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ハンドスケーラー
手で使用するスケーラーのことです。耳かきのようなもので手動で歯石を削って除去していきます。ハンドスケーラーは時間や手間はかかりますが、細かい部分の除去に大変有効です。
ルートプレーニング(中等度の歯周病治療)
中等度の歯周病は、歯を支えた歯肉が溶けはじめ、歯肉と歯の間の溝が深い状態になり、その溝に隠れて歯石が溜まります。その部分の歯石をスケーラーで取り除くのがルートプレーニングです。
歯肉の奥深くにスケーラーを入れることになるため、治療の際、痛みが出るケースが多く、麻酔が必要な場合がほとんどですが、麻酔をすれば痛みは感じませんのでご安心ください。
歯周病外科手術(重度の歯周病治療)
重度の歯周病は、骨を溶かす恐ろしい病気です。重度に歯周病が進むと、歯茎にある歯周ポケットが深すぎて、手動での歯石除去はできません。そのため歯茎を切開して奥深くに潜んだ歯石を除去します。また、なくなった歯肉周囲組織を再生するため、歯周再生療法(エムドゲイン)を行う場合もあります。
浜松市で歯周病治療をご希望の方は歯科オペラデンタル浜松へ
歯科オペラデンタル浜松では、歯を失う原因である歯周病に対して、徹底的に治療を行っております。上記のように、できるかぎり歯を抜かなくて済むよう、一般的な歯医者さんで行っていない歯周内科、また歯周外科治療も受診可能です。浜松市で歯周病治療をご希望の方は、ぜひ一度歯科オペラデンタル浜松へ相談ください。